我が長男くんは、紙の問題集よりもタブレット教材が大好きな現代っ子。
多くの子が同じなのではないかと思います。
アプリ含め、数々のデジタル教材に課金してきましたが、RISU算数は正直他のデジタル教材とは一線を画するなーという印象。
というのも、他の多くの教材が、一方的に配信された問題を解いていくか、最初だけレベルチェックのテスを行い、あとはあらかじめ用意された教材に取り組むというものでしたが、RISU算数は進めていく過程でも常にデータを取得し、苦手なところなどを分析し、個々人に合った問題や解説動画を配信し続けてくれるというのです。
家にいながら、勉強したい時にいつでもロボット家庭教師がついている、そんなイメージ。
昨今、文部科学省が「GIGAスクール構想」を進めていて、子供たちに1人1台タブレットが配られていますが、目指すところはこうした個々人に最適化された教育の提供です。
でも本当の意味でそれが実現できるのは、まだまだ時間がかかりそう。
RISU算数は、それをいち早く算数の分野で実現した教材。
教育の世界に身を置く者としては、本当に注目に値する技術です。
以前から「RISU算数気になるー」と思っていましたが、縁があって2ヶ月間教材提供をしてくださることになりました✨なんとうれしい💖
RISU算数を小1長男くんに、RISUきっずを3歳次男くんに2ヶ月使わせてもらえることになったので、その感想(主にRISU算数)を書いてみたいと思います。
さまざまなデジタル教材に課金してきた我が家ですが、デジタル教材の購入条件は、主に次の3点です。
- 自分のペースでできる
- 達成感が得られ、継続できそう
- すぐにやめられる
- 料金に見合ったコンテンツ
こういった点に照らし合わせたときに、RISU算数はどうなのか、ということ含め、口コミ、感想を書いてみます。
子供たちの進捗状況も以下の記事からご覧ください!
【RISU算数 & RISUきっず】小1(6歳) と年少 (3歳) の1ヶ月目の記録
【RISU算数 & RISUきっず】小1(6歳) と年少 (3歳) の2ヶ月目の記録
自分のペースでできる
長男くんは、インターナショナルスクールに通っていて、公立小学校とは学んでいることも速度も違います。
そういったこともあり、公立小学校にペースを合わせて配信されるような教材は全く合わない。
考えてみれば、学校の速度と個々人の学ぶ速度は必ずしも一致しないので、インターに通っていなくたって、自分のペースで学べる教材の方が良いと思うんですけどね。
RISU算数は、その子に適切なレベルから始められ、学ぶ速度も自分のペースでできるので、良いなーと思いました。
得意なところはサクサク進むし、苦手な部分はじっくり学べる。
AIを使って、その子に合ったレベルの問題を出してくれるというのは素晴らしいです。
こうしたテクノロジーを使った教育というのは、今後どんどん伸びていくのではないかと思います。
塾などの教室での学習もメリットはありますが、人数が増えれば増えるほど、個々人に対応していくのは難しくなっていきます。
テクノロジーを使って個々人の個性と学習速度に合わせて効率の良い教育を提供していくというのは、今後急速に発展していく教育方法だと思われますので、RISU算数はそういった点でも注目に値する教材です。
ただ長男くんは、ちょっとした罠にはまってしまいました…
本当に自分に合ったレベルからスタート? 超重要と言われる実力テストって?
算数大好きの長男くん。RISU算数のタブレットが届くと、「わ〜💖」と目を輝かせて電源を入れ、はじまった実力テストを受けた模様。
「ん?習ってない??」
という声も聞こえたけど…
30分〜1時間かかるというテストのはずなのに秒で終わらせ、おかしいな、と思ったら、
えー!!
算数大好き、掛け算割り算もできる息子だけど、一桁の足し算から始まってる…😓
いざステージが始まると、「なんだよこれ、めっちゃ簡単じゃん。なんだこれ… 」と言いながら解くはめに…
実力テストは親が横につきながら、誤作動のないように真剣に受けなくてはいけないものだったのです。
実力テストの仕組み
「超簡単」といいつつ、どんどん進めてくれていたので「お試しで使わせてもらっているし、復習ということで、まーいっか」と思っていたけど、実際にお金がかかっていたら、そんなこと言ってられないですょね。
どんな仕組みでレベル設定がされるのか、実力テストの受け直しは可能なのか、ということをRISU算数に問い合わせてみました。
まず、実力テストの仕組みです。
実際いただいた回答がこちら👇
つまり、【計算】、【図形】、【時計(低学年のみ)/数の扱い(高学年のみ)】の3つのカテゴリーのレベルをそれぞれ測っているそうです。
長男くんの場合は、分かっているけど習っていないものは「習っていない」ボタンを押したり、回答を入力していないのに誤って「回答する」ボタンを押してしまったんだろうな、と予想…
そして、実力テストの再実施については、以下の通り👇
なんと…実力テストの再実施は有償だそうです。
実力テストはしっかり受けなくては行けないテストだったのだな、と再認識…
これは、2021年11月に問い合わせた時の回答なのですが、他のブログサイトを見てみると、実力テストの再実施が有償だと書かれているものが見当たらなかったので、この点は変更があったのかもしれませんね。
達成感が得られ、継続できる仕組み
RISU算数は、問題はいたって真面目な問題が多いのですが、子供を夢中にさせる仕掛けがあって、これは楽しく進められて、算数好きが増えるだろうな、と率直に思いました。
ポイントをためてプレゼントget !
RISU算数は時進めていったり、ログインをしたりするとポイントが貯まっていき、貯まったポイントでプレゼントがもらえます。
たくさんのポイントを貯めるとiphoneももらえちゃったりしますが、長男くんが目についたのはこのあたり。
「うわ〜、ピカチュウもいいな。コンガらガっちもいいな〜✨」
と、目を輝かせながら取り組んでいます。
やっぱりプレゼントをもらえるっていうのは、モチベーションになります。
少ない問題で達成感UP!
各ステージは、小さなブロックに分かれて、それぞれのブロックにある問題は数が少なく、すぐに終わるので、それが達成感につながります。
そして、どんどん100点が貯まっていくので、
「もう終わっちゃった〜♪また100点取っちゃった〜♪」
と次々進めてくれます。
1日で1ステージ終わらせたこともあるほど。
これは、ますます算数好きになりそうだ!
好きなところから進められる
トップページはこんなふうに地図のようになっていて、ステージをクリアするごとに次に挑戦できるステージが出てきます。
なんだかゲームのようで、これだけでもおもしろい。
「今日はどのステージに挑戦しようかな〜♪」
ステージの問題が途中でも、他のステージの問題に挑戦できるので、足し算に飽きたら引き算、時計や図形に挑戦しようかな、というように、自分でやりたいステージを選べるのも、飽きずに続けられる仕組みです。
すぐにやめられる?
達成感が得られて、継続してできそうな教材だ、と思っても、子供なんだからすぐに飽きてしまうこともあるでしょう。
なので、我が家はいい教材だと思っても、すぐにやめられるシステムじゃないと、やっぱり契約は躊躇してしまう。
辞める時の手続きが煩雑とかではなく、料金的にスパッと切れるのかということ。
つまり、年間契約とかだとやだなーと思っちゃう。
RISU算数は、基本料のみ年額一括払いなので、タブレット料金だと思えなくもないな、と思いました。
料金に見合ったコンテンツか
RISU算数の料金体系はちょっと複雑で、最初に1年分一括で払う基本料金の他に、月々利用料がかかります。
利用料は学習速度に従って変動。
たいして使っていない時に払うという必要はなくなる、といえば良心的とも言えるかな。
でもちょっと複雑な料金体系なので、月々一体いくら払うことになるのか、ということは予想がしにくい。
RISU算数の利用料のカラクリ
RISU算数の月々の利用料の計算については、2021年11月時点では以下の通り。
1ステージは75~100問なので、1日に2.5~3問ちょっと解いていけば、1ヶ月で1ステージクリアになります。息子をみていると、一度開いたら3問だけなんてことはあり得ないので、我が家の場合だったら、しばらくは3ステージ以上/月になるだろうな、と思います。
そしてこの料金体系、おもしろいのは、その月にクリアしたステージ数ではなく、月平均クリアステージ数なんですね。ですので、クリアしたステージの総数以外に、クリアするペースも料金に関わってくることがあります。
例えば2ヶ月間で6ステージクリアした例を考えてみましょう。
以下のケース1のように、最初の月は1ステージのみクリア、2ヶ月目は頑張って5ステージクリアした場合は、2ヶ月の利用料の合計金額は10,450円になります。
対して、ケース2のように、最初の月に5ステージ頑張ってクリアし、2ヶ月目はペースダウンして1ステージしかクリアできなかった場合、2ヶ月目の時点で、6ステージクリアしているので、月平均クリアステージ数は3。つまり、2ヶ月目も9,350円かかってくるのです。
ケース1 | ケース2 | |||
1ヶ月目 | 1ステージクリア | 1,100円 | 5ステージクリア | 9,350円 |
2ヶ月目 | 5ステージクリア | 9,350円 | 1ステージクリア | 9,350円 |
支払う合計金額 | 10,450円 | 18,700円 |
いろいろとシミュレーションしてみたくなる、おもしろい料金体系ですね。
料金に見合ったコンテンツか
我が子が使うとすれば、毎月どんどん進めて欲しいと思うので、毎月9,350円支払う気持ちで継続するかと思います。これにプラスして、基本料金 2,750円/月 支払うわけで、タブレット教材に 毎月合計 12,100円 というのはどうなのか。
安いと思う人はいないかと思います。
ただ注目したいのは、RISU算数は人工知能を使って、個々人に合わせたレッスン動画や問題を提供してくれるというところ。
こういった、データに基づく判断で強化すべきところを強化していく、というのは人間ではなかなかできないし、最も効率よく学ぶ方法なのではないかな、と思います。
こういったサービスを提供するには、過去にそれだけたくさんのデータを集めて分析して初めて成り立つもの。そしてデータが集まれば集まるほど精度も上がっていくはずです。
こういったテクノロジーを使った学習というのは、非常に注目されていて、今後いろいろな教科で使用されていくのではないでしょうか。
算数の分野でテクノロジーを取り入れた教育を提供する先駆けとなったRISU算数。
そう考えると、この値段設定は一概に高いとは言えないんじゃないでしょうか。
しかも、wifiさえあれば、いつでもいくらでも勉強できますからね。
まとめ
RISU算数は今のテクノロジーをふんだんに使った教材で、最も効率よく学べる教材の一つなのではないでしょうか。
RISU算数、RISUきっずともに1週間お試しができるようです。
お試しのみで契約しなかった場合は1,980円かかるようですので、真剣にやってみようか検討中の方はお試ししてみると良いと思います!
RISU算数(小学生)のお試しはこちら。
RISUきっず(幼児)のお試しはこちら。
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